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ぺーはー(pH)って?

プラスアルファな観葉植物の育て方として、pH(ペーハー、ピーエイチ)についてかきます。特に通常観葉植物を育てる場合にそれほど気にしていただく必要はありませんのでご注意ください。

中学生の理科でも出てきたと思いますが、pHとは、酸性やアルカリ性の強さを測る指標です。pH=7が中性で、それより値が小さくなると酸性、値が大きくなるとアルカリ性が強くなり、0~14までの数値があります。

実は植物の生育には、土のpHが関係していて、多くは弱酸性ぐらいがベストです。観葉植物では、植物によっても異なりますが、6.0~6.8ぐらいがいいと思います。野菜等ではもう少し低めな値が一般的ですが、観葉植物は少し高めのイメージです。

これよりpHが低くなると、いくつかの害も考えられます。特に、リンやカリウムという栄養分が土中に不足してしまったり、吸い上げにくい状態となり、植物にとって不足してしまいます。(高すぎても障害があります。)

本格的なガーデニングや、農業では、土に苦土石灰等を混ぜて、pH値を調整します。観葉植物の土も全て調整されていますし、一般的に観葉植物として管理する中ではpHがそれほど低下することもないので、特に気にする必要はありません。

小さい苗から本格的にガンガン育てたいという方は、これから植える土のpHを調べてみてもいいでしょう。今ある観葉植物に対して、どうしてもという場合には、卵の殻等を砕いて上に置いてやるといいと思います。

 

カテゴリ:観葉植物の育て方