BIGUP 観葉植物 ブログ

新しい観葉植物の商品の紹介、その他観葉植物情報をお知らせいたします。

イランイランの木まだまだあります!

イランイランの木まだまだあります!好評販売中です。(09/11/9)

人気の観葉植物で、近いうちに売り切れの可能性もあります。ご希望の方はお早めにご注文ください。

イランイランの木の切り戻し(剪定)

ところで、イランイランの育て方について数点・・・

下の方の枝の葉からゆくゆく痛んで落葉し、枝自体も幹から落ちることが多いと思います。特に寒い時期は葉が少なくなります。春~はまた葉を展開し、成長しますので、それ自体問題ありません。

樹形が崩れたとき、春~夏ごろ、切り戻しを行うとそこから芽を吹き、樹形が整います。

上の画像のように枝を切り戻しても大丈夫です。主にはカットした部分の枝の最も上の葉の付け根から芽吹きます。・・・切り戻しの基本はこちら。

イランイランの花をつけたいという方も多いと思います。どの植物でもそうですが、この場合は、イランイランをなるべく植え替えしないように、根を詰まらせぎみに育てます。また、なるべく明るい場所(基本的には直射日光でもかまいません。)で育てるようにするといいと思います。うまくいけば年に2回、おそらく不定期に花を咲きます。

 

観葉植物の植え替えの仕方

 観葉植物は大まかにはご購入後2年ぐらいの春~初夏頃に一回り大きいサイズの鉢に植え替えを行ってやるとベストです。これからの時期、植え替えを行ってみようという方も多いと思います。また、ご自分でお気に入りの鉢に植え替えをしてみたいと考える方もいらっしゃると思います。

そこで観葉植物の基本的な植え替えの仕方について書きましたのでご参考にしてください。

 

【用意するもの】ゴムハンマー、新しい鉢、軽石、鉢底ネット、観葉植物用の土、スコップ、棒

 

観葉植物の植え替え1①鉢底から根が出ている場合は、予め綺麗に切っておきます。

 

②観葉植物の根元等を傷めないように持ち、ゴムハンマー等で鉢のトップをたたきます。これによって古い鉢が取れます。その前に、鉢の側面を1周軽くたたいておくと鉢が取れやすくなります。

(陶器鉢に植わっている場合で、根が鉢内に張っている場合は、鉢を割ってしまわないと植物を取り出せない場合があります。 )

 

 

 

③通常は鉢形に土が根に絡まった状態で鉢が取れます。上級者以外の方はここで大きく土を崩さないようにしてください。

植え替え画像2

 

植え替えのイラスト3④鉢内に軽石等を敷いた新しい鉢に左のようにしてそのまま植えます。軽石の下には、必要な場合(軽石よりも穴が大きいような場合)は鉢底ネットを敷いてください。

補充する土は市販の観葉植物用の土を使用します。周囲の、土を補充した部分は大きな空洞をつくらないため、植物を安定させるため、また水やりする際に均一に水が吸い込まれるよう、棒などで軽く突いてやります。ぎゅうぎゅうに詰め込み過ぎないようにもしてください。

陶器鉢への植え替えの場合で、現在植えられている鉢よりも比較的高さがある場合があります。このような場合は、鉢底の軽石を多めにしたり、数センチ角の発泡スチロールを入れるなど、まるまる土を入れない方が鉢も軽くなりますし、通気性が良く、植物の健康を保てる場合が多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

観葉植物の冬場の管理、育て方について

 

以下、冬季の観葉植物の管理、育て方について特に気をつけていただきたい2点について書きました。

 

置き場所

できるだけ暖かく、明るい場所に置きましょう。各植物の越冬温度に合わせてそれを保てる温度の部屋に置くようにしましょう。夜間の窓際は冷えることが多いので、窓から離して置く等するといいと思います。

暖房で空気が乾燥することが多いので、時々霧吹き等してあげるとベストです。できるだけエアコンの風が直接当たらない場所に置いてください。葉を急激に乾燥させ、痛めてしまう場合があります。

 

水やり等

通年、「土の表面が乾いたらたっぷりと」が基本です。冬場はあまり水を吸いあげないので、暖かい時期と比べて水やりの間隔は長くなります。また、あまり水を吸わない冬場は土の表面が乾いてもある程度放っておくぐらいのイメージで大丈夫です。できるだけ水をやらないで育てるイメージで管理してください。また、水をあげるときは、これから暖かくなる朝等にあげていただければベストと思います。

あまり成長しない冬場は栄養分もそれほど必要ないので、基本的には肥料もあげないようにしてください。

 

他にもご不安な点や、ご質問等がある場合はメールにてお問い合わせください。

 

 

 

ぺーはー(pH)って?

プラスアルファな観葉植物の育て方として、pH(ペーハー、ピーエイチ)についてかきます。特に通常観葉植物を育てる場合にそれほど気にしていただく必要はありませんのでご注意ください。

中学生の理科でも出てきたと思いますが、pHとは、酸性やアルカリ性の強さを測る指標です。pH=7が中性で、それより値が小さくなると酸性、値が大きくなるとアルカリ性が強くなり、0~14までの数値があります。

実は植物の生育には、土のpHが関係していて、多くは弱酸性ぐらいがベストです。観葉植物では、植物によっても異なりますが、6.0~6.8ぐらいがいいと思います。野菜等ではもう少し低めな値が一般的ですが、観葉植物は少し高めのイメージです。

これよりpHが低くなると、いくつかの害も考えられます。特に、リンやカリウムという栄養分が土中に不足してしまったり、吸い上げにくい状態となり、植物にとって不足してしまいます。(高すぎても障害があります。)

本格的なガーデニングや、農業では、土に苦土石灰等を混ぜて、pH値を調整します。観葉植物の土も全て調整されていますし、一般的に観葉植物として管理する中ではpHがそれほど低下することもないので、特に気にする必要はありません。

小さい苗から本格的にガンガン育てたいという方は、これから植える土のpHを調べてみてもいいでしょう。今ある観葉植物に対して、どうしてもという場合には、卵の殻等を砕いて上に置いてやるといいと思います。

 

屋外で育てる場合

観葉植物を通年屋外で育てたいと考えていらっしゃる方も多いと思います。屋外で育てる場合の通常のご家庭の環境での置き場所として一番無難でお薦めできるのは直射日光の当たらない軒下等です。この方が、葉の色を濃く、きれいに保ちやすいと思います。多く屋外でもご利用いただいているソテツフェニックス・ロベリニーシマトネリコ等、直射日光下でも大丈夫ですが、この場合は、(特に暖かい時期は)土が乾きすぎてしまわないようにすることと、また肥料も通常より多い頻度であげていただければベストです。

観葉植物の通常の置き場所となる屋内も含めて植物は、大まかには光が強い程、多くの栄養分、水分を欲しがります。逆に光が弱ければそれほど必要でもありません。例えば栄養分が足りずそれによって枯れてしまうことはないと考えていただいてもいいですが、このようなバランスをイメージして育ててあげるとよりいい状態を保ちやすいと思います。

 

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また、一般的には多くの光を浴び、かつ栄養分、水分とのバランスがいいほどかっこよく育ちます。

他、屋外で育てる場合に、倒れてしまわないように強い風が当たらない場所に置いていただき、また、(特に夏場は)熱くなるコンクリートの上等に置くことは避けるようにしていただけるといいと思います。

 

 

田の神様(たのかんさあ)

tanada.jpg NHK大河ドラマ「篤姫」のロケ地にもなった指宿の池田湖畔、新永吉地区にある棚田。棚田には早期米が植えられています。目の前の池田湖を挟んでその向こうに開聞岳を望める絶景ポイントです。綺麗な風景にとても癒されます。
他の神様(たのかんさあ) 棚田の中に降りてみると、数体の田の神様(たのかんさあ)がまつられています(鹿児島に伝わる、豊作を願ってまつられる田んぼの神様です。鹿児島弁で「たのかんさあ」といいます。)。
棚田の稲

ところで、稲の根は水の中に浸っていますが、どうして根腐れしないんでしょうか。

植物の根が水に浸ると腐ってしまう理由として、まず水が溜まることによって酸素が少なくなり根が酸素欠乏することがあります。また、水を多く含みかつ酸素の少ない土壌では二価鉄イオンや硫化水素、植物にとって毒性のある物質が生じやすく、それに根が侵されてしまうのです。

しかし、稲は葉から根への通気組織がよく発達していて、大気中の酸素が植物体内を通して根へと送られやすいため、根が酸素欠乏になりにくい性質を持っています。また、稲は根から酸素を分泌することや根の周辺を酸化的にする性質を持つことが知られていて、この性質により水田では稲の根の周辺で有害な二価鉄イオンが酸化されて毒性の小さい酸化鉄を生じ、これが根の表面に被膜を作って毒性物質から根を守る役割を果たすと考えられています(田んぼに生えている健全な稲を引っこ抜いて根を洗ってみると、赤褐色をした酸化鉄がくっついていることがすぐわかります)。このようなことから、稲は水中や水田でも根腐れしにくいのです。

しかし、このような稲でも、できるだけ酸素がある方が好ましいです。そのため、水田の水をいったん完全に落として乾かし、根に十分の酸素をおくるようにしたり、その後は2~3日おきに水をためたり落としたりして、生育に必要な水分を供給しつつ土中に酸素を供給して根を健全に保つようにします。 

観葉植物は今の暖かい季節では水を吸い上げやすいので、若干根腐れもしにくいと思いますが、基本的に、通年、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしてください。表面が乾いてもある程度ほうっておくぐらいのイメージで育てていただければベストと思います。

 

 

観葉植物の成長と手入れ

本日フィカス・ウンベラータフィカス・アルテシーマの新しい1点モノの商品を掲載いたしました。

 

観葉植物の成長の仕方について、大まかに解説したいと思います。

植物は下のように成長していきます。↓

観葉植物の成長1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長とともに新しく芽が出てきます。↓


観葉植物の成長2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉が開きます。↓


植物の成長の図3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同様に繰り返して成長していきます。↓


観葉植物の成長3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の2番は、下のような画像の状態です。ポット入りのオーガスタの苗で説明すると、頂上部(一番新しい葉の付け根の部分)から新しい芽が出てきます。↓




オーガスタの新芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓だんだん葉が開いてきます。


オーガスタの苗の成長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓葉が完全に開きます。新しい葉はまだ緑が薄いですが、この後、だんだん色がのってきます。


オーガスタの苗の葉が展開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長とともに下の図のように一番古い葉から、黄色く変色したり等して、枯れていきます。↓


下葉の枯れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この場合は、その葉を付け根からハサミ等で切ってください。引っ張って抜き取ることもできます。ほうっておいても問題はありません。

このような葉の展開を繰り返して植物は成長していきます。そして、先の画像のオーガスタの苗の一番新しい葉は、製品において一番古い下葉ぐらいの位置になっているのではないかと思います。


観葉植物の下葉

 

 

 

 

 

 

 

BIGUPのアレカヤシ

BIGUPは高品質なアレカヤシを販売します。しかし、かっこよく感じる見た目は人それぞれかもしれないですし、「高品質」といってもわかり辛いと思います。そこでBIGUPが考える「高品質」なアレカヤシとはどんなアレカヤシなのか、きちんと解説したいと思います。

アレカヤシ7号サイズ1)ボリュームがある。

2)色がのっている。

3)がっちりしている。しまっている。つまっている。(節間がつまり、葉柄も短い。)

4)長持ちする。

5)CROWN?!

 

「1、2について」

アレカヤシの日本最大の生産地鹿児島県指宿市の生産温室から厳選の上、見た目について、できるだけ、グリーンの色がのっていて、ボリュームがあるものからご提供しています。

 

「3について」

たくさん光を浴びて育てられたアレカヤシは、節間がつまり(葉と葉の間が短い。)、葉柄が短く(葉と茎をつなぐ部分が短い。)なります。このような状態をがっちりとしている、しまっている、つまっている等といいます。見た目も逆三角形で筋肉質なイメージになります。ちなみに屋外で直射日光を当てて育てられる場合も多いです。この場合、葉等は黄色くなりますが、その後ある程度遮光した温室にてグリーンの色をのせて、もしくは新しい葉を吹かせて出荷されます。ちなみに、アレカヤシは太陽を浴びて葉が黄色くなること等より、コガネタケヤシ、イエローパーム等とも呼ばれます。

 

「4について」

苗の状態のときから根がしっかり育てられ、鉢内に根をしっかり張らせてつくられたアレカヤシを選定し、ご提供しています。このようなものはしっかり水を吸うので根腐れ等の病気も起こしにくいと考えます。また、土も良く、水はけもいいものをご提供します。このようなアレカヤシは土中に水が長く滞ることが少なく、いい状態を保ちやすいと思います。

 

「5について」

アレカヤシの根元

鉢の内側を1周、まるでCROWN(王冠)のようにびっしりと植えられたアレカヤシを発送します。このバランスが一番土とのバランスがとれていて、アレカヤシの健康、いい状態を保ちやすいバランスです。見た目もかっこいいですし(規則正しくびっしりと植えられたさまに感動してしまいます。)、4の長持ちさせる面でもベストなバランスといえます。また、できるだけ太い幹のアレカヤシをお届けしています。

 

 

 

 

 

BIGUPは、自信のある高品質なアレカヤシをご提供しています。ギフトにも喜んでいただけると思います。ただ、お客様それぞれお好みがあるかと思います(例えば、あまりボリュームのないスッキリしたもの等。)。その場合は、ご注文の際にお伝えいただければ、できるだけというかたちにはなってしまいますが、それに沿ったかたちで発送するようにいたします。オンラインでのご注文の際には最後に自由記述の備考欄がありますので、そちらにご記入いただければと思います。

アレカヤシ販売ページ

アレカヤシの育て方について…

できるだけ明るく(直射日光があたらないカーテン越し等の光が無難。)、暖かい場所で(通常は通年屋内であれば大丈夫です。)、土の表面が乾いたら鉢中に水がいきわたるように水をたっぷりあげてください。冬場は土の表面が乾いてもある程度ほうっておくイメージで、水をやり過ぎないようにしていただければベストです。

 

観葉植物の水やり

観葉植物の水やりの仕方について・・・「土の表面が乾いたらたっぷりと」とよくいわれています。

植物によって水を吸い上げる量(土が乾く速度)は異なり、また、それに加えて置き場所や季節によっても異なります。例えば、窓際で管理した場合、3日で土が乾くけど、窓際から遠いところで管理した場合、土が乾くまで1週間かかる、また、夏場は3日で乾くけど、冬場は乾くまで1週間かかる等の違いがでてきます。

観葉植物にとって、土が乾いていないのに水やりを繰り返すのは、根腐れ等の病気やその他のクオリティの低下を招く原因になる場合があります。水切れも、それによって枯れてしまったり、同様にクオリティの低下を招く場合があります。ですので、一概に、この植物の水やりは1週間に1度、3日に1度等、設定することはできません。

なので、「土の表面が乾いたらたっぷりと」は、一番植物にとって優しい育て方になり、水のやり方においてベストな表現だと思います。

「土の表面が乾いている」という範囲はそれほど気にする必要はありませんが、多くの方が考えているよりもある程度水をやらずにそのままにしてもいいイメージかと思います。冬場は特に土の表面が乾いてからもある程度放っておくイメージで管理していただければベストかと思います。また、「水をたっぷり」というのは、鉢底から水が流れ出るぐらい(鉢の中全体に水がいきわたるぐらい。)の量です。受け皿にたまった水は捨ててください。それから、毎日コップ1杯等の水のやり方は控えていただければと思います。

他、リュウゼツラン科、リュウケツジュ科等の観葉植物は、より土を乾燥させてもいいイメージです。その他、水やりについて、特記しておきたいものについては以下があげられます。(他にも記せばお役に立つものもあるかもしれませんが、今思いついたものにて失礼いたします。)

・サンスベリア・・・冬場は1回も水をやらなくても大丈夫です。また室内の温度が冬場でもある程度暖かいような場所以外はその方が無難かもしれません。

・フェニックス・ロベリニー等の耐寒性のあるヤシ類・・・水をよく吸う場合が多く、特に夏場は受け皿に水を溜めておいてもいいです。

観葉植物の水やりについて、ご説明がとても長くなってしまいましたが、それほど難しいものではありません。考えていらっしゃるより、ほったらかしぐらいの楽なイメージでいいものです。かわいがりすぎて毎日水をあげるよりもある程度ほったらかして育てる方が、元気に育ってくれる場合が多いです。より気楽に考えていただければと思います。